朝から吉祥寺に向かいオモチャ制作に取り掛かる。水がお題ということで「カモリウム」、鴨が水に潜った時に見える視界を再現するようなプラネタリウムを考案。
実際試作してみると、想定以上に難易度が高いことが分かる。天井にプロジェクターで水面を表現するインスタレーションなのだが、プロジェクターの画角による光の拡散具合が単焦点だと思った以上に狭い。あとポイントとして、間に挟むアクリル版のフィルターとプロジェクターレンズとの距離、透過させる素材の選び方、水による光のデフューズなど、作品成否に関わる課題が次々と発覚しパニックになる。精密な設計がないと先に進めなさそうだが、〆切までには時間も足りない。
素材選択が難しい。一般に売られている青いセロファンは意外と色が濃くて、光の拡散具合が減衰してしまう。色がなくても水の波紋や光の動きで十分水は感じられている。
色で言うと隣の方から色付きガラスをお借りして使ってみると中々調子良い光になったので合わせ技で使うことにする。鴨は紫外線を色覚できるので、僅かな色でも輝いて見えるに違いない。時々光の中に現れる暖色の光が陽の光を想起させる。プリズムも買っておけばよかったと後悔。
設置環境も課題だった。投射面に模様があったので、映像をそれに合わせる工夫も事前に知っておけばできたのかも。ただ大きく広がる面白さも捨て難いので、ここはひょっとしたらフィルターがわの表現を簡素化して水の形を整理してデザインすることで違った表現ができた部分かもしれない。
とにかく、時間いっぱい使い切って夕方にはヘトヘトになって帰途についた。